ダイドコロ(台所)
土間のところは、屋内の作業場として使われていました。
ダイドコロの民具
石臼(いしうす)
石臼は、上下の石をすり合せて、もみ殻がついた状態の小麦やソバなどの穀物を粉砕するための道具です。
釜神(かまどがみ)
釜神は、かまど・囲炉裏・台所などの、火を使う場所にまつられる神です。
かまど
かまどは、穀物や食料品などを加熱調理するときに、火を囲うための調理設備です。
背負い梯子
荷物を括りつけて、背負って運搬するための道具です。
縦に長い木の枠に、背負い用の縄を取り付け、荷物を支えるため背中に当たる部分に何重にも縄を巻き付けた構造となっています。
臼
臼とは、穀物の脱穀や製粉、餅つきなどに用いる道具です。木製と石製があって、用途により搗臼(つきうす) 、挽臼(ひきうす) 、磨臼(すりうす)に分けられます。この臼は搗き臼です。
杵
杵とは、臼と共に使って穀物の脱穀や籾すりなどに用いる道具です。