ドマ(土間)

通常の出入口であり、屋内の作業場として使われていました。

ドマの民具

馬かまど

馬かまどは大型のかまどで、牛馬の飼料を煮たり、味噌用の大豆を煮たりするために使われました。

唐箕

稲、麦、豆類、菜種などの穀粒の選別に使う農機具です。箱形の胴につけた羽根車で風を起こし、その力を利用して秕(しいな)・籾殻(もみがら)・ごみなどを吹き飛ばして、穀粒を選別します。
中国から伝わったものです。

ウマヤ(馬屋)

お城への出仕に使う馬が飼われていました。土間にあることで冬の寒さから馬を守りました。

ウマヤの民具

飼い葉(かいば)おけ
飼い葉おけ

飼い葉おけは、牛馬の飼料を入れる容器です。丸い桶に、切わら、米ぬか、その他の飼料をいれ、適量の水を加えてよく混ぜて馬や牛に与えました。
【ひたちなか市教育委員会蔵】

蓑(みの)
蓑

蓑は藁(わら)を編んで作られた雨具の一種で、雨を防ぐために衣服の上からまとう衣の一種です。
【茨城県歴史館蔵】

笠(かさ)
笠

笠は、雨や雪、日光を防ぐために頭に被る道具です。
【ひたちなか市教育委員会蔵】