茨城県指定有形文化財 旧土肥家住宅は、もとは新利根村(現茨城県稲敷市)にあり、江戸時代の前期と中期に建てられたとても古い民家で、主屋と隠居屋の2棟からなっています。この家は隠居屋です。 隠居屋からは「宝永3年」(西暦1706年)の墨書が発見され、建築年代が明らかになりました。 2棟は左右対称のよく似た間取りとなっていますが、柱の間隔が異なり、面積は隠居屋の方が小さくなっています。 隠居屋の屋根は「せがい」と呼ばれる軒天井があり、主屋より軒の出が大きく、高さもあります。 部屋・座敷・玄関 御勝手・広間 台所